校長挨拶

愛知県立豊明高等学校のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。 

本校は、地域からの強い要望と熱い期待を受けて、昭和51年に開校されました。豊かな緑と広い敷地に恵まれた環境の中で、生徒たちは、生き生きと高校生活を送り、日々成長しています。 

校訓「学び体す」には、「学んで、学んで」しっかり身に付け、その力を社会で発揮する、という思いが込められています。これまで1万6千名を超える有為な卒業生を輩出し、この地域を中心に、各分野で活躍しています。令和7年度には社会で活躍する卒業生をゲストに迎えて50周年記念式典を盛大に行いました。 

新たな取り組みとして、今後の変化の激しい社会を生き抜く力を育むために、藤田医科大学、愛知県立芸術大学と連携して「アントレプレナーシップ教育」の手法を導入し、より質の高い「総合的な探究の時間」の取り組みを推進しています。近年、社会で注目を集めている「アントレプレナーシップ教育」とは、起業家教育と訳されますが、起業を目指すというより、「社会の変化や困難に対し、自分の枠を超えて行動し、新たな価値を生み出す精神を育む」ことを意味します。日常生活や社会おける答えのない実課題に向き合うことで、学習意欲を喚起し、今後必要な思考力や表現力、他者と協働する力を育みます。 

地域に根差した学校として、地域との連携活動を多く取り入れています。藤田医科大学と教育連携協定を結び、附属病院で各種医療系の仕事(看護師、理学・作業療法士、臨床検査技師、臨床放射線技師など)のジョブシャドウイング(職業体験)などのキャリア教育を実施しています。また、豊明市教育委員会及び愛知教育大学と連携して県指定天然記念物「ナガバノイシモチソウ」の保全活動や、老人保健施設などにおけるボランティア活動に多くの生徒が参加しています。 

本校では「朝の10分間読書」により読書活動を推進しています。読書は学びの基本であるだけでなく、その場に居ながらにして、登場人物や筆者の経験を追体験できる主体的な活動です。様々な本を読み、様々な経験をとおして生きた学びとする、重要な活動と位置づけています。 

「文武両道」を旨に、部活動や学校祭などの行事にも熱心に取り組んでいます。近年では、陸上競技部とイラストレーション部が全国大会、弓道部が東海大会に出場しました。中でも、イラストレーション部は、全国高等学校漫画選手権大会(まんが甲子園)において優勝1回、準優勝2回の実績を誇り、様々な地域貢献活動も行っています。 

さて、卒業生の進路については90%以上が上級学校に進学しています。多くの生徒が進路希望を実現するために、指導体制を整えて、個に応じたきめ細かいサポートをしています。地域からは「進学指導に面倒見のいい豊明高校」との評価をいただいています。 

本校の伝統である堅実な教育活動を受け継ぎつつ、新たな時代に向けて、様々なことにチャレンジしていきたいと考えています。そして、「広い視野をもち、地域社会に貢献できる人」の育成を目指し、教職員一丸となって取り組んでまいります。今後とも、本校への温かい御理解と御支援をよろしくお願いいたします。 

中学生の皆さん、豊明高校で、親切な先輩や熱心で面倒見のよい先生とともに充実した高校生活を送り、自分の可能性を信じ、ぜひ自分の夢を叶えてください。 

愛知県立豊明高等学校長 長沼克宜